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【自己責任】マスク着用について意見をまとめてみた
厚生労働省が「マスクは場面に応じて適切な着脱を」というCMが放送されていました。
また、3月中旬からマスクは自己責任という形になるそうです。
しかし、マスクを外したくない人もいると思います。
今回はマスクは必要か、マスクが外せない日本人について、自分を守る道具としてのマスクについてお話しします。
マスクは必要??
過去の報道や厚生労働省、WHOの知見をまとめてみました。
マスクをするきっかけとなった新型コロナウイルスの感染経路の主は「空気感染」ということです。
しかし日本では空気感染に加えて「飛沫感染、接触感染で感染する恐れもある」と見解を示しています。
空気感染とは、空気中を漂う病原体を吸い込むことによって感染してしまうことです。
はしか、水疱瘡がこれにあてはまります。
また米国CDC(米国疾病管理予防センター)では、N95タイプを常時着用して初めて、53%の防止効果が得られることが分かりました。
不織布は35%、布マスクは25%程度の防止効果があるという結果も得られています。
n95マスクは以下のようなものです。
空気感染や飛沫感染はちらほら聞いたことはありますがマスクについて日本ではここまで伝えられていませんよね?
実際、n95マスクをしている人もあまり見かけません。
マスクをすればある程度防げるともいえますが、必要であればちゃんとした根拠を示して欲しかったですね。
マスクが外せない日本人
海外の様子をテレビとかで見るとマスクしている人はほぼいませんよね?
でも日本では全員といっていいくらいマスクをしています。
そもそも「マスク」は日本人にとっては馴染みのあるアイテムです。
昔、スペイン風邪の時に多くの日本人が感染症予防のためにマスクを着用していました。
日中戦争でも生徒がマスクを着けて戦地への物資を作る、学校給食の配膳で生徒がマスクを着用、花粉症など欠かせないアイテムとなっています。
その結果日本人は表情を「目元で読む」ことで理解しますが外国では表情を「口元で読む」という違いがあります。
他にも「周りがマスクをしているから」という同調圧力もあります。
日本人に聞いたマスクをする理由として、「感染防止のため」81.5%、「周囲の目が気になる」72.2%、「守られているという感覚」22.2%でした。
日本人がマスクを完全に外すまでには時間がかかりそうですね。
マスクは自分を守る道具にもなっていた
マスクをしている人の中には対人関係の不安から自分を守る道具として使っているという声もあります。
マスクをすれば目から下が隠れます。
日本人は目元で表情を読むといったところから、マスクをすれば相手に心理状態を読まれなくなるのです。
「マスクなしで外を歩いていると、裸を見られているような気分になる。」
このような人が増加しているそうです。
ですが、このままマスクをし続けると相手の表情が読みにくくなり、コミュニケーションに支障をきたす恐れがあります。
コミュニケーション能力が失われ、孤立になってしまうかもしれません。
それでもマスクがあるから外出できる人もいるでしょう。
このような方はマスクを外す時代に戻れば外出できなくなる可能性があります。
マスクによってコミュニケーションができるのであれば、マスクを無理に外さなくても大丈夫です。
結局マスクは何色がいい??
現在、様々な色のマスクが販売されています。
どのような色を選ぶといいでしょうか。
顔色をよく見せたいなら、ベージュやピンク系の明るめの色、サーモンピンクやピーチ系の色を選びましょう。
イエローベース、ブルーベースという肌色の違いはあるかもしれませんが肌になじみやすい黄みがかったピンク、ベージュ系を選べば殆ど失敗しません。
ブラックなどダーク系カラーのマスクは若い世代がつければ、シャープで洗練された印象になります。
しかし、このような色はどうしても肌の色が沈んで見える印象です。
50代女性は、避けたほうがいいでしょう。
白色は清潔感が抜群です。
味気ない感じになってしまいがちで、目元の気になる部分が目立ちやすいというデメリットもあります。
しかし、TPOによる間違いがない色です。
困った時は白色を選びましょう。
まとめ
今回はマスクの着用についてお話しました。
日本人は昔からの慣習や周りからの声を気にする傾向がとても強いと思います。
コミュニケーションが苦手でマスクをしているという方もいますが感染症がとにかく不安という方もいるでしょう。
他人に強制することはせず、自分で判断する形がベストです。